将棋めしと言えばカレーです。
将棋中継をみているとわかりますが、プロ棋士は対局の際にカレーをよく食べています。
将棋会館での対局だと「ほそ島やのカレーライス」が鉄板です。
今回は、プロ棋士に大人気「ほそ島やのカレーライス」について紹介します。
プロ棋士はなぜカレーを食べる?
プロ棋士は対局の際にかなりの頻度でカレーを食べています。
対局者がお互いカレーを注文することも珍しくありません。
森内九段が、タイトル戦でカレーを連投して話題になったこともありました。
最近では、豊島二冠がよくカレーを注文しているイメージです。
プロ棋士がカレーを食べる理由には諸説ありますが、現在有力視されているのは以下の3つの理由です。
- カレーはうまい
- カレーは食べやすい
- 考える手間を省くため
一番大きな理由は、カレーはうまいということです。
そもそも、まずかったら誰も頼みません。カレーが嫌いな人はほとんどいませんよね。
カレーは子どもから大人まで広く愛されています。
有名人でもカレー好きな人は多いです。
イチロー選手は、ちょっと前まで毎日朝食にカレーを食べていたそうです。
林修先生は、C&Cカレーを1,000杯以上食べたそうです。
カレーは中毒性がありますね。
カレーは食べやすい料理です。
食べやすいというのは、プロ棋士に好まれる大きな理由だと思います。
意識が将棋に向かっていて、心ここにあらずという状態であっても、カレーであればパクパク食べることができます。スプーンを使って食べられるのが大きいですね。
カレーであれば、かきこんで短時間で食べることもできます。
カレーライスと似た料理にカレーうどんがありますが、カレーうどんであればそういうわけにはいきません。
カレーうどんは、かなりデンジャラスな食べ物です。
危険な食べ物ランキングトップ3に入っています。
カレーうどんほど汁が飛び散りやすい料理ってないですよね。
給食でカレーうどんが出てきたら、クラスで2、3人はカレーうどんの餌食になります。
私もかつてカレーうどんの餌食になったことがあります。
会社の食堂でカレーうどんを食べていたら、イキのいいかまぼこがネクタイにダイブしてきました。
カレーライスであれば、このような悲劇に見舞われる可能性は大幅に下がります。
何を食べるか考える手間を省くというのも大きな理由です。
プロ棋士は、対局中は将棋に全神経を集中させています。将棋以外のことは極力考えたくありません。
そこで登場したのがカレー定跡です。
事前にカレーを注文すると決めておけば、余計なことを考えなくてよくなります。
近年では、佐藤天彦名人が名人戦でカレー定跡を披露しました。
ほそ島やに潜入
将棋愛好家たるもの、一度は「ほそ島やのカレーライス」を食べておかないといけません。
早速、ほそ島やに行ってきました。
ほそ島やは、東京・千駄ヶ谷にある和風情緒あふれるおそば屋さんです。
将棋会館から歩いてすぐのところにあります。
メニューはこんな感じです。
麺類のメニューが充実しています。
おそば屋さんですが、カレーやラーメンも人気です。
藤井聡太七段がチャーシューメンを注文したこともありました。
セットメニューもあります。
カレーとそばのセットやカレーとラーメンのセットと言う破壊力のある組み合わせを楽しむことができます。
カレーとラーメンのセットって、ここはおそば屋さんでしたよね?
セットにすると1,000円を超えてきますが、結構注文している人がいました。
今回私は、カレーライスをいただくことにしました。
単品のカレーライスを注文しましたが、結構ボリュームがあります。
セットを頼んだら、腹ペコの殿方でもお腹いっぱいになることでしょう。
カレーはそんなに辛くなく、食べやすいです。
シンプルなカレーで、万人受けしそうな感じです。食べていて安心感があります。
癖がなく食べやすいというのが、プロ棋士に愛される理由なのかもしれませんね。
単品のカレーライスでお腹いっぱいになりました。
セットにしていたら、ちょっときつかったかもしれません。
お腹いっぱい食べたいというときに、ほそ島やは重宝しそうですね。
次回は、中華そばにチャレンジしてみたいです。
「ほそ島や」情報
アクセス:東京メトロ副都心線「北参道駅」より徒歩7分
ほそ島やは、将棋会館から歩いてすぐです。将棋会館に行く際は、ぜひ立ち寄ってみてください。