私は、三度の飯より将棋という軽度の将棋ジャンキーです。
普段は、東京税理士会渋谷支部の将棋同好会に所属しており、日夜将棋の研究に勤しんでいます。
先日、東京税理士会主催の支部対抗将棋大会が開催されました。
税理士は、税理士会というところに所属しなくてはいけないのですが、税理士会には下部組織として支部というものがあり、東京税理士会だと48もの支部があります。
私はその中で渋谷支部に所属しています。
支部対抗戦は、48ある支部の中で序列を決めてしまおうという恐ろしい大会で、各支部の名誉や尊厳をかけて血みどろの戦いが繰り広げられることになります。
あー怖い怖い。
支部対抗戦といえば、野球がメインなのですが、今年から将棋でも支部対抗戦が開催される運びとなりました。
支部対抗将棋大会は、3人1チームの団体戦です。3人のうち2勝したチームが勝利となります。
渋谷支部は、齋藤さん、桑原さん、西村の3名で挑みました。
この3名は、石原さとみより将棋という渋谷支部きっての将棋廃人で、実力は折り紙付き。各自来る決戦に向け、将棋同好会の活動やネット将棋で調整を行ってきたのでした。
目指すはもちろん優勝です。
今大会は、持ち時間10分で秒読み30秒という早指しの対局です。時間が短いとミスが出やすいので一瞬たりとも油断はできません。
団体戦は自分の結果がチームの勝敗に直結するため緊張感のある対局となりました。今回は、予選リーグ・決勝リーグ方式となっており、優勝するにはまず予選リーグを1位で通過しなければいけません。
予選リーグは、江東東支部B、品川支部と同じブロックになりました。なかでも品川支部は優勝候補の一角に挙げられるほどの実力者たちであり、いきなり厳しい組み合わせです。
対局は二転三転する手に汗握る熱戦となりましたが、江東東Bに3-0、品川支部に2-0(1引き分け)となり無事決勝リーグ進出を決めました。
将棋では通常引き分けはないのですが、今回は運営上対局開始から45分を経過すると審判長の本田小百合女流三段により優劣判定が行われるルールとなっていました。
品川支部戦は、千日手で指し直しになるという激闘で、形勢も互角だったため引き分けになりました。
決勝リーグは、江東東支部A、上野支部、渋谷支部の顔ぶれとなりました。予選リーグを勝ち上がってきただけあり強豪揃いで、優勝の行方は全くわかりません。
しかし、今回の渋谷支部は一味違っていました。予選リーグの勢いそのままに快進撃が続きます。
面白いように飛び膝蹴りやラリアットが炸裂します。
なんと江東東支部Aに3-0、上野支部に3-0と、完全優勝を果たしたのでした。最終的には無敗で優勝という素晴らしい成績を収めることができました。
アンビリバボー。
記念すべき第一回大会に優勝でき、将棋界の歴史に渋谷支部の名を刻むことができました。
本田先生直筆の扇子をいただきご満悦の3名。
あとがき
将棋同好会にいらっしゃる大御所の先生が、バニーちゃんがいるお店で今度祝勝会を開いてくれるそうです。楽しみです!