半年ぶりに将棋倶楽部24で最高レートを更新することができました。
現在初段(R1660)です。
一時期2級くらいまでレートが下がっていたのですが、なんとか持ち直すことができました。
現在11連勝中と完全に確変モードに入っています。
最高レートを更新した記念に最近の私の勉強法をメモしておきたいと思います。
近況
絶好調でまさに飛ぶ鳥を落とす勢いなのですが、実は将棋倶楽部24はここ数か月あまりやっていません。
将棋って負けるとストレスがたまるじゃないですか。
ここ数か月、私は引っ越しをしたり脱サラしたりと環境の変化が激しかったんですよ。
慣れないことをすると疲れがたまります。
ただでさえストレスがたまりやすい状況なのに、将棋でさらにストレスを抱えるのはあまりよろしくないと思ったので将棋の対局は自粛していました。
では何をしていたのかというと水面下で将棋の勉強をしていたのです。
将棋配信で勉強
最近は将棋生主の配信を見て勉強しています。
ニコ生とかYou Tubeで多くの生主が将棋放送をやっています。
これを将棋の勉強に利用させていただいています。
ただぼーっと将棋放送を見るのではなく、一手一手自分だったらどう指すか考えながら見ています。
高段者で読み筋を解説しながら配信してくれているとめちゃめちゃ勉強になります。
強い人の思考プロセスを学ぶのは強くなるためにはかなり重要と思っています。
将棋は結構感覚的な面があるのですが、この感覚を理解するのが難しいです。
将棋の本を読んだり棋譜を見ているだけではわからないんですよ。
局面の形勢判断、劣勢になったときの相手のミスを誘う指し方、相手玉への嫌味のつけ方。
こういうのは独学ではなかなか身につきません。
強い人のマネをするのが一番です。
初段レベルだと受けの技術が下手なので、基本的には攻めている方が勝ちやすいです。
無理攻めでも受け間違って成功してしまうことが多いです。
ただこれより上のレベルに行こうとなると攻めているだけではだめです。
相手に攻めさせる戦術も必要になります。
相手の手を消す指し方、受け潰す指し方とか見ていると将棋は奥が深いと思うわけです。
将棋放送が良いのはテンポが良いところです。
将棋ウォーズの10分切れ負けが丁度いいですね。
30分かからずに1局終わりますし、3分切れ負けのように将棋が雑になるということもありません。
ちょっとした隙間時間に見ることもできます。
プロの対局はどうなのか?
最近は、ニコ生やAbema TVでプロの公式戦を放送しているので、昔に比べるとプロの対局も身近になりました。
しかし、プロの対局を将棋の勉強に利用するのには2つほど問題点があります。
内容が高度すぎる
まず1つ目は、内容が高度すぎて理解できないということです。
当たり前ですがプロは尋常じゃないくらい強いので、アマチュア初段レベルではプロの指し手や読み筋を理解するのはかなり厳しいです。
自分のレベルに合った勉強法を採用するべきです。
中学英語がわからないのにいきなりセンター試験の過去問を解いてもダメですよね。
今の私のレベルでは、プロの対局を見たり棋譜並べをするのは時期尚早です。
難しいことは置いといて基礎を固めることが先決です。
時間がかかりすぎる
2つ目は、プロの公式戦は持ち時間が長すぎるということです。
NHK杯のような早指し棋戦でも一局終わるまで1時間ちょっとかかります。
2日制のタイトル戦だと持ち時間9時間とかです。
趣味で見る分にはいいのですが、将棋の勉強に利用するにはあまりにも時間がかかりすぎるため効率が悪いです。
好きな女流棋士が聞き手をしているときにニヤニヤしながら見る程度にしておきましょう。
今後の展望
将棋配信での勉強はかなり自分に合っていると思っています。
将棋の本なんてほとんど読んでいませんが、以前に比べて手が見えるようになっているのを感じます。
もともと重度の飛車厨でしたが、最近は飛車を切るのに抵抗がなくなってきました。
いいのか悪いのかはわかりませんが。
自分の中で感覚が変わってきたのは確かです。
目標としていた二段がだんだんと見えてきました。
年内に二段に昇段したいですね。