満員電車とは「ストレス社会の元凶。諸悪の根源」である。
まだ満員電車で消耗してるの?
満員電車はストレス社会の元凶
東京は便利で魅力的な都市ですが、満員電車と賃料の高さだけは異常です。満員電車という言葉を聞くだけで寒気がしてきます。
東京で生まれ育った人にとっては普通なのかもしれませんが、地方から出てきた者にとっては目を疑う光景です。
上の画像を見てみてください。地獄絵図です。毎日こんな状況で通勤・通学をしていたらいずれ頭がおかしくなります。
数分ごとに電車が来るのにどれも満員というのは驚くばかりです。
私はひとり暮らしを始めてからずっと職場や大学の近くに住み、徒歩で通えるようにしていました。自由に住むところを選べるのが地方出身者の特権です。
しかしそんな西村氏に悲劇が襲いました。勤めていた会社が霞ヶ関から日比谷に移転することになったのです。
霞ヶ関であれば徒歩圏内に住むことができていました。霞が関で働いていた当時、私は赤坂に住み20分くらいかけて徒歩通勤していました。
日比谷で徒歩圏内に住もうとしたら、銀座に住まないといけません。いくらなんでも銀座に住むのはきついです。住環境が劣悪すぎます。
ちょうど住んでいたマンションが更新のタイミングだったので、千代田線で一本で通勤できる綾瀬に引っ越すことにしました。
なぜ綾瀬を選んだのかと言うと、徒歩通勤できないのであれば、少しでも家賃が安いところに住もうと思ったからです。
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そして、ひとり暮らし歴14年目にして初の電車通勤が始まりました。
電車通勤とはいえ乗っている時間は30分くらいです。本でも読んでいたらあっという間だろうなと軽く考えていました。東京の満員電車をなめていました。
それまで朝の通勤ラッシュの時間帯に電車に乗ったことがなかったので、満員電車がどれくらいヤバい状況なのか分かっていませんでした。ヤバいという噂は耳にしていましたが他人事でした。
通勤時は地獄そのものでした。どう見てもこれ以上乗れないだろうという状態から人がタックルして乗ってきます。
よく暴動が起きないなと思ったものです。本を読むどころではありません。立っているのさえやっとです。
身動きが取れない状態で目的地へ運ばれて行きます。きっと私は死んだ魚の目をしていたことでしょう。
会社に着くころには体力の80%、精神力の90%を消耗していました。仕事ができるようなコンディションではありません。
何度電車通勤を諦めて、日比谷公園に住もうと思ったことでしょうか。
nishipediaによると満員電車とは「ストレス社会の元凶。諸悪の根源」とあります。まさにその通りです。
満員電車がなくなれば日本のGDPは間違いなく3%増加します。日本の仕事の生産性が低い理由は、満員電車です。
独立のメリットは通勤ラッシュ回避
独立のメリットは通勤ラッシュを回避できることです。
独立開業に踏み切った理由の一つは、満員電車に耐えられなかったからです。満員電車にすし詰めになっている時間が、途方もなく不毛な時間に感じました。
やっかいなことに個人レベルでは、満員電車への対処方法がありません。日比谷に通勤するとなると、死んだ魚の目で通勤するか日比谷公園に住むかの2択しかありません。
日比谷公園に住むのは難易度が高く、熟練の技が必要になるので、素人には無理です。
満員電車をなくすためには、首都圏の住民税を3倍に増やすしかないでしょう。首都圏に人口が集中しすぎなんですよね。
独立すれば、通勤ラッシュとは無縁の生活になります。そもそも電車に乗る機会が激減しますからね。
電車に乗るにしても、通勤ラッシュを外した時間に乗るようにすれば、ほとんど影響を受けません。
満員電車に乗らない生活を経験すると、もう二度と満員電車に揺られる環境には戻れませんね。
世のお父さんは頑張っている
東京で働いていると1時間以上かけて通勤している人をたくさん見かけます。なかには2時間近くかけて通勤している人もいます。
世のお父さんは本当に頑張って通勤しています。中学生になった娘のために、雨の日も風の日も満員電車と格闘している訳です。
中学生の娘さんは、ぜひお父さんに優しくしてあげてください。