有料テーマってどうなの?と思っているブログ初心者の方へ。
これからブログを始めるのであれば、有料テーマを購入しましょう。いきなり有料だと躊躇するかもしれませんが、ブログ初心者こそ有料テーマにするべきです。
160記事執筆した段階で有料テーマに切り替えたブログ初心者が、有料テーマのメリットを力説していきます。
目次
ブログ初心者こそ有料テーマを購入すべし
WordPressでブログを始めようとすると、ドメイン代やサーバー代等いろいろ初期コストがかかります。そのため、無料で始められる他のブログサービスと比べると、最初のハードルは高いです。
有料テーマを使うとなるとさらに1万円以上出費が増えるので、躊躇する気持ちは良く分かります。私自身がそうでしたから。
無料テーマを使うと初期コストを抑えることができるので、これからブログを始めようとしている人には精神的なハードルは低くなります。
無料テーマにはお金がかからないというメリットがありますが、一つ大きな落とし穴があります。
「時間」です。初心者が無料テーマを使う場合、有料テーマを使う場合に比べて「時間」がかかります。
見落としがちなポイントなのですが、無料テーマを使いこなすのは、ブログ初心者には難易度が高いのです。
有料テーマは記事執筆に集中できる
無料テーマは無料だけあって、良くも悪くもデザインは非常にシンプルです。有料テーマと比べると、デザイン面では劣っていると言わざるを得ません。(無料テーマなので贅沢は言えません)
HTMLやCSSの知識がある方であれば、自分好みにカスタマイズして、いくらでもお洒落にできます。
HTMLやCSSの知識があれば……。
ここが大問題なんですが、ブログ初心者の場合HTMLやCSSの知識なんてものは無いわけですよ。
ググったりして見よう見まねでカスタマイズしていくことになるのですが、いかんせん時間がかかりすぎます。
勉強になるので必ずしもデメリットとは言い切れませんが、ブログで一番大切なのは、どんどん記事を書いていくことです。更新していかないことにはどうにもなりません。
ブログをやり始めると、どうしてもブログのデザインが気になりだすんですね。デザインを凝りだすと際限がないので、どれだけ時間があっても足りません。次第に記事執筆に手が回らなくなり、更新が滞っていくということになりかねません。
有料テーマは、HTMLやCSSが分からなくても、設定画面から自分好みにカスタマイズできるようになっています。初期設定の段階ですでにおしゃれなデザインになっていますし、設定画面をいじるだけで自分のオリジナリティを出すこともできます。
有料テーマを使えば、HTMLやCSSが全く分かっていなくても、おしゃれなブログを作れてしまいます。これはブログ初心者には極めて大きなメリットです。
たった1万円足らずで、おしゃれなブログを手に入れることができます。ブログのデザインがおしゃれになるだけで、ブログを続けるモチベーションが高まりますからね。
有料テーマを導入すると、デザイン面にかかる時間を短縮することができ、記事執筆に集中できるようになります。
テーマ変更は移行作業が大変
途中でテーマを変更すると、ブログの修正作業が生じます。テーマによってデザインや仕様が変わってくるので、変更後のテーマに合うように微調整しないといけません。
私は160記事書いた段階で、無料テーマから有料テーマに変更しました。160記事あると移行作業はめちゃくちゃ面倒でした。当然ですが、記事が増えれば増えるほど、テーマの移行作業は大変になります。
私は移行作業だけで1週間かかりました。その間ブログ記事は更新することができませんでした。
最初から有料テーマにしておけば、1週間も時間を無駄にすることはなかったわけです。ブロガーは新しい記事を書いていってなんぼです。記事執筆に集中できる環境を整えておくことは非常に重要です。
そのためには、最初から有料テーマを選んでおくことが一番良いです。記事執筆以外に時間を取られるのは、はっきり言って時間の無駄ですからね。
有料テーマなら何でも良いよ
有料テーマと言ってもいろいろあります。どれにしたら良いのか迷いますよね?
ブログ用のテーマで有名なのは、STORK、JIN、WING(Affinger5)、SANGO等があります。
ぶっちゃけどれを選んでも正解です。全て完成度の高いテーマなので、不満は感じないでしょう。
実際にデモサイトを見てみて、デザインが気に入ったテーマを選べば問題ありません。あこがれのブロガーと同じテーマを使うというのでも良いかもしれませんね。
CocoonからSANGOに変更した際の注意点
【画像出典】SANGO | 心地良さを追求したWordPressテーマ
私は、WordPressテーマを「SANGO」に変更しました。
実際に無料テーマ(Cocoon)から有料テーマ(SANGO)に変更する際に、どのような修正が必要だったのかお伝えします。
アイキャッチ画像の修正
SANGOとCocoonでは、アイキャッチ画像のサイズが異なります。
SANGOのアイキャッチ画像のサイズは、680px×390pxです。また、一部の記事一覧サムネイルは正方形にカットされるので、サイズが390px×390pxになります。
アイキャッチ画像にテキストを入れている場合、真ん中の正方形390px×390pxのところにテキストを入れておかないと、文字が途切れてデザインがおかしくなります。
Cocoonでは、アイキャッチ画像は自動で16:9のサイズに調整されます。Cocoon用に作っていたアイキャッチ画像だと、SANGOのサイズとは微妙に違います。
「Regenerate Thumbnails」というプラグインを使うと、一括でアイキャッチ画像のサイズを修正できるので応急処置はできるのですが、意図していないデザインになってしまう場合があります。
そういう場合は、もう一度アイキャッチ画像を作り直さないといけません。記事の数が多くなると大変な作業です。
ショートコードに慣れが必要
テーマを変更すると、変更前に使っていたテーマ独自のショートコードが使えなくなります。
Cocoonを使用していた時は、ショートコードをほとんど使っていなかったため、影響はあまりありませんでしたが、もし変更前のテーマでショートコードを多用していたら大変なことになっていたでしょう。
SANGOでは便利なショートコードが多数実装されています。ショートコードは、HTMLやCSSが分かっていなくても、ブログをおしゃれにすることができるので非常に便利です。
例えば、下記のような関連記事カードをショートコード一つで簡単に表示することができます。
ブログの更新が止まって感じたこととブログを再開できた理由ただし、ショートコードを使いこなすには慣れが必要なので、最初はとまどいます。
必要のないプラグインの整理
テーマを変更すると、必要のないプラグインを停止させる必要が出てきます。
テーマによっては、テーマに実装されている設定とプラグインが競合して、上手く動作しないケースがあります。例えば、SANGOでは「All in One SEO Pack」と相性がよくありません。
参考 相性の悪いプラグインとおすすめプラグインサルワカプラグインの見直しも何気に時間がかかります。
見出しやウィジェット等の修正
テーマを変更すると、ブログの基本的なデザインをもう一度設定し直さないといけません。例えば、見出しのデザインやウィジェットの配置等です。
二度手間感が半端ない作業ですね。最初から有料テーマにしておけば、もちろんこんな作業は不要です。
まとめ
有料テーマを導入すると、デザインに時間を取られなくなるので、記事執筆に集中できるようになります。HTMLやCSSが苦手で、デザインのカスタマイズに難のあるブログ初心者こそ、有料テーマを購入すべきです
ブログの運営期間が長くなり規模が大きくなってくると、気軽にテーマを変更できなくなります。なるべく早い段階で有料テーマを導入し、末永く使っていくことをおすすめします。