会社ドメインで最高峰の「.co.jp」を選ぶ理由

会社ドメインは信頼性の高い「.co.jp」にすべし。最高峰のドメインを取得する理由とは

会社独自のホームページやメールアドレスを持つには、ドメインが必要になります。

ドメインにはいくつか種類がありますが、ドメインであれば何でもよいというものではありません。ドメインごとに格というものが存在します。

会社であれば「.co.jp」一択です。

今回はなぜ「.co.jp」を取得するべきなのか、その理由を書いていきます。

なぜ「.co.jp」を取得するべきなのか

会社でドメインを取得するのであれば、「.co.jp」を取得するべきです。

「.co.jp」は、選ばれし者のみが取得できる、信頼性の高い最高峰のドメインだからです。

 

ビジネスで使用されるのは、「.com」「.jp」「.net」「.co.jp」のドメインが多いです。

それぞれの特徴は以下の通りです。

 

.com

“com” は “commercial”(商用の)の略です。世界で最も登録数の多いドメインであり、認知度は非常に高いです。日本では、海外展開している企業が「.com」を使用しているケースが多いです。登録資格の要件や審査はないため、取得しやすいドメインです。

 

.net

“net”は”network”の略です。もともとはインターネットサービスプロバイダ等のネットワーク管理組織に割り当てられていましたが、現在は制限が無くなり、世界中誰でも取得できるようになっています。登録資格の要件や審査はないため、取得しやすいドメインです。

 

.jp

日本国内に住所を持っている個人・団体・組織が取得できるドメインです。国内のドメインであるため「.com」よりも信頼性が高いと言われています。

 

.co.jp

日本国内に登記されている会社(株式会社、合同会社等)が取得できるドメインです。

1組織につき1ドメインという制限があります。信頼性が高いことから、上場企業の97%※が使用しています。

※2017年JPRS調べ

 

ドメインの取得難易度は、「.co.jp」が一番高いです。

難しい .co.jp > .jp > .com = .net 易しい

 

「.co.jp」には「日本企業限定」「1組織1登録制」という特徴があります。誰でも取得できる訳ではありません。そのため、他のドメインよりも「信頼性が高い」と考えられています。

ドメインは、会社の顔ともいえる存在です。ホームページのアドレスになりますし、名刺にも記載することになります。

「.co.jp」に対するイメージは、ポジティブなものが多いです。プラスになることはあっても、マイナスに働くことはまずありません。

事実、上場企業の97%が「.co.jp」を選んでいます。

コストはかかるがそれでもco.jpを選ぶ理由

私は先日、株式会社を設立しました。

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会社設立に先立ち、ドメインを取得したのですが、取得したのは「.com」のドメインでした。

「.com」は広く使用されているドメインであり、ビジネスで使用しても何も問題はありません。「.com」は維持コストが低いため、人気のあるドメインです。

 

私も当初は「.com」のドメインで、ホームページやメールアドレスの準備を進めようと考えていました。

しかし、ふと思ったのです。せっかく法人を作ったのだから「.co.jp」の方がよくないか?ということを。

 

「.co.jp」は、他のドメインよりも価格が高いです。「.com」と比較すると、「.co.jp」の方が年間で2,000円~3,000円程高いです。「.co.jp」唯一の欠点です。

しかし、考えようによっては、年間2,000円~3,000円余分に払うだけで、信頼性の高いドメインを使うことができます。

人それぞれ感じ方は違うと思いますが、たかだか年間数千円で企業の顔ともいえるドメインに信頼性を持たせることができるのであれば、私は安いと思います。

 

平成から令和へ元号が変わるタイミングで、令和関連のドメイン争奪戦が勃発しましたが、この問題の根底にあるのは誰でもドメインを取得できることにあります。

早い者勝ちだから、取り合いになるのです。

標的になっているのは、主に「.com」のドメインです。

 

「.co.jp」であればドメイン争奪戦という問題は生じません。

会社しか取得できないドメインで、さらに1社1つまでという制限があるため、転売目的で「.co.jp」ドメインを取得するのは現実的ではありません。

会社を作るとなると、時間やコストがかかります。ドメインのためにわざわざ会社を作るのは考えにくいです。

 

限られた者しか取得できないというのが、「.co.jp」が評価されている理由です。

このように考えると、「.co.jp」を使わない理由がありません。

「.co.jp」を使うとなると、以前取得した「.com」は無駄になる訳ですが、私は「.co.jp」にあっさりと乗り換えました。

 

途中でドメインを変更するとなると、かなり面倒なことになります。

会社設立のタイミングで、「.co.jp」のドメインを取得しておいた方が、後々の手間を考えると絶対に良いです。

「.co.jp」ドメインの取得方法

ドメインを取得する方法には、(1)ドメイン取得サービスを使う方法と(2)サーバーと同時契約する方法の2パターンあります。

今回は、(1)のドメイン取得サービスを使う方法をご紹介します。

 

ドメインはどこのサイトで取得しても同じです。お名前.comで取得するのが簡単でオススメです。

お名前.comは、GMOグループが運営する国内最大級のドメイン取得事業者です。

扱っているドメイン数はなんと580種類以上です。もちろん、「.co.jp」ドメインも取得できます。ドメインのセールを行っていることも多いので、セールを上手く活用するとドメインを安く取得することができます。

ドメイン取得の流れ

  1. ドメイン名を考える
  2. ドメイン検索で、他の人が取得していないか確認する
  3. ドメインを取得する

ドメインを考えたらサイトへアクセス



ドメインを考えたら、お名前.comのサイトへアクセスします。

「.co.jp」を取得するときは、下の図の左下をクリックします。

お名前ドットコム1

取得したい独自ドメインを検索

検索フォームで、取得したい独自ドメインを検索します。

お名前ドットコム2

取得するドメインを選択

検索すると取得できるドメインの種類が表示されます。

今回は、reiwakaikeiで検索してみましたが、「reiwakaikei.co.jp」はすでに私が取得しているため、選ぶことができません。

お名前ドットコム3

申し込む

reiwakaikei2で再度検索してみたところ、今度は誰も使用していませんでした。

取得したいドメインにチェックを入れて申し込み手続きへ進みます。

お名前ドットコム4

登録条件の確認

「.co.jp」は、「日本企業限定」「1組織1登録制」という制限があるため、取得するにあたって登録条件の確認を行う必要があります。

以下のようなフォームが出てきます。

お名前ドットコム5

「.com」や「.net」には、このような確認はないので、「.co.jp」はひと手間かかります。

登録条件の入力が終われば、お支払方法の選択に進み、手続きが完了します。

「.co.jp」は法人登記完了前でも「仮登録」として登録申請することができます。仮登録期間は最大6か月となっています。

 

ドメインの取得自体は非常に簡単です。

取得したいドメインが決まったら、なるべく早くドメインを取得するようにしましょう。

ドメインは早い者勝ちなので、いつなくなるかわかりませんからね。