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税理士試験に関する疑問・質問まとめ【税理士Q&A】

税理士試験に関する疑問・質問まとめ【税理士Q&A】

税理士試験に関する疑問・質問に、現役の税理士である西村が全力でお答えします。

よくある質問をまとめてみました。

税理士試験は働きながら合格できる?

【質問】

税理士試験を目指そうと思うのですが、働きながらだと厳しいでしょうか?

税理士試験は科目ごとに受験できるようですが、毎年1科目ずつ受験して合格するのは難しいのでしょうか?

働きながらでも可能です。ただし、厳しい戦いになることは事実です。

仕事をしながら税理士試験に合格している人はたくさんいます。

なので、働きながらでも合格することはできます。

私自身、簿記論を受験したときは、仕事をしながらの受験でした。

 

働きながら受験していく上で一番大変になってくるのは、いかにして勉強時間を確保するかということです。

税理士試験の成績は、なんだかんだ勉強時間に比例します。

最終的にはたくさん勉強した人の方が合格しやすいです。

 

勉強時間の確保という面では、受験専念よりも働きながらの方が厳しいです。

働きながら勉強している以上、こればかりはどうにもなりません。

仕事以外の時間はすべて勉強時間にあてるぐらいの勢いがないと、合格するのは大変です。

とはいえ、受験専念したとしても1日中勉強するのはなかなか難しいです。

時間があるがゆえにだらけてしまう部分もあります。

限られた時間しかないという方が、人間は集中できるものです。

仕事と勉強のメリハリを上手くつけることができたら、働きながらでも十分勝機はあります。

税理士試験に合格するまでにお金はいくら必要?

【質問】

税理士を目指そうと考えているのですが、資格学校の授業料が高くて悩んでいます。

税理士試験に合格するまでに、どれくらいお金が必要になるのでしょうか?

税理士試験にかかるお金には、勉強そのものにかかる費用(資格学校の授業料)と、試験にかかる費用(受験料)の2種類があります。

・資格学校の授業料

・受験料

試験を受けるためには受験料を支払わないといけないのですが、受験料はしれています。

1科目受験で3,500円、2科目で4,500円、3科目で5,500円、4科目で6,500円、5科目で7,500円となっています。

他の資格試験に比べるとかなり良心的な価格設定です。

公認会計士だと1回受験するだけで19,500円かかりますからね。

 

税理士試験を目指す上で一番負担になるのは、資格学校の授業料です。

大原やTACに通うとなると、1科目あたり10万円~30万円くらいかかります。

5科目受験するとなると、100万円はかかるでしょう。

受験期間が長くなるとさらにお金がかかってきます。

 

税理士試験のために仕事をやめて受験専念したりすると、機会損失も発生します。

機会損失は結構大きいです。さっさと試験に合格するしかないですね。

 

他にも税法免除を視野に入れて大学院に進学するとなると、大学院の授業料もかかってきます。

私立だと2年間で300万円くらいするところもあります。なかなかの投資ですね。

 

ちなみに私は、大学院に進学して勉強していたので、税理士試験に合格するまでに500万円以上お金を使いました。

結構使いましたね。いつになったら資金を回収できるのでしょうか。

関連記事>>>税理士試験で税法免除を選ぶ理由。会社員を辞めて大学院に進学した体験談

資格学校の選び方は?

【質問】

税理士試験の勉強のために資格学校への入学を考えているのですが、資格学校が多くてなかなか決めることができません。

資格学校はどのように選べばよいのでしょうか?

税理士試験の場合は、大原かTACのどちらかを選ぶことをおすすめします。

税理士試験の受験対策をしている資格学校は、大原とTACが2強でほぼ寡占状態です。

他の資格学校でも税理士講座をやっていますが、大原かTACのどちらかを選んでおくのが無難です。

税理士試験は競争試験のため、最終的には受験生の中で上位10%に入らないと合格できない仕組みになっています。

大原かTACに通って、その中で成績上位を目指すのが受験対策上一番わかりやすいです。

母集団が多い学校の方が何かと都合が良いです。特に税法科目であれば、大原かTACの二択です。それ以外の選択肢はありません。

大原にするかTACにするかは、どちらでも好きな方を選べば大丈夫です。正直なところ大差ありません。

実際に校舎に足を運んでみて、雰囲気を見て決めたらいいのではないかと思います。

授業や教材の質は高いので、ちゃんと勉強すればどちらの学校を選んでも合格できます。

今から税理士を目指すのは遅すぎる?

【質問】

現在35歳なのですが、今から税理士を目指すのは遅過ぎるでしょうか?

個人的には、何歳から勉強を始めても遅すぎることはないと思います。

ただし、年齢が高くなればなるほど、リスクが高くなるのは間違いありません。

税理士試験に合格した人の平均勉強期間は7年と言われています。

どんなに優秀な人でも少なくても3年はかかります。

それだけの時間を費やしてでも税理士になりたいのか、今一度考えていただければと思います。

本当に税理士になりたいのであれば、周りからなんと言われようが目指してしまうものです。

逆に躊躇してしまうようであれば、やめておいた方が良いでしょう。

自分の人生に責任を取れるのは自分自身だけです。

なので、私からは目指したほうが良いともやめておいた方が良いとも言えません。無責任なことは言えませんからね。

 

まずは簿記論を受験してみてはいかがでしょうか?

実際に受験してみるとどんな感じなのか雰囲気が分かるはずです。

関連記事>>>後悔しないためには大切なことほど自分で決めないといけない

日商簿記1級と簿記論はどちらを目指すべき?

【質問】

先日、日商簿記2級に合格することができました。

次に目指すのは、日商簿記1級と簿記論のどちらにすべきでしょうか?

日商簿記1級と簿記論で迷う場合は、将来自分はどのような道に進みたいのかという視点で考えることが大切です。

将来税理士になりたいのであれば、簿記論を選ぶべきです。

税理士になるためには税理士試験に合格しないといけません。

いずれ税理士試験を受験することになるのであれば、最初から税理士試験対策をするのが効率的です。

最短で税理士になるためには、無駄な勉強は極力避けないといけません。

逆に税理士を目指すという気持ちがないのであれば、日商簿記1級の方が無難です。

一般企業の経理職を目指しているのであれば、日商簿記1級の方が役に立つでしょう。

日商簿記1級と簿記論はどちらも簿記の最高峰の試験ですが、試験の中身は結構違います。

試験傾向が違うため、どちらかに絞って勉強した方が結果は出やすいです。

関連記事>>>日商簿記1級と税理士試験の簿記論どちらを目指すべきか

税理士試験と公認会計士試験の違いは?

【質問】

税理士か公認会計士のどちらかを目指したいと思っています。

税理士試験と公認会計士試験の違いについて教えてください。

私は税理士試験と公認会計士試験の両方を受験した経験がありますが、私が感じる一番大きな違いは受験の仕組みです。

税理士試験は科目合格制の試験のため、1科目ずつ受験していくことができます。最終的に5科目合格すれば、税理士資格を得ることができます。

一方、公認会計士試験は複数科目を同時に受験する必要があります。基本的には、6科目を一回で合格しないといけません。

このような特徴があるため、税理士試験と公認会計士試験は受験者層が結構違います。

公認会計士試験を受けている人の方が平均年齢は低いです。大学生や大学卒業後受験専念している人が主な受験者層です。

税理士試験の受験者層はかなり幅広いです。大学生もいますが、社会人で働きながら受験している人が多いです。

どちらの試験も難しいですが、試験の難易度は公認会計士試験の方が高いでしょうね。

6科目まとめて勉強しないといけないので、短期間で集中して勉強しないと到底合格レベルには到達できません。

忘却曲線との戦いです。穴のあいたバケツに水を入れ続けて、試験当日にどれだけ水が入っているかで勝負する感じです。

税理士試験は、頭の良さというよりは根性を問われる試験です。

税理士試験で一番きついのは税法科目の理論暗記ですが、これはマジで修行です。

わけのわからない税法の条文を丸暗記しないといけません。苦痛以外の何物でもありません。

税理士になりたいと本気で思っていないと、絶対に挫折します。

 

税理士と公認会計士では仕事内容が違うので、どちらを目指すかは本来仕事内容で決めるべきです。

しかし、現実的にはまとまった勉強時間を確保できない場合、公認会計士を目指すのはかなり厳しいです。

働きながら公認会計士試験を突破するのは無理ゲーです。

働きながら資格取得を目指すのであれば、消去法で税理士試験になります。

税理士試験の選択科目の選び方は?

【質問】

税理士試験の税法科目は何を選んだら良いのでしょうか?

やはり国税4法から選ぶべきでしょうか?

税法科目の選び方に正解はありません。

もう一度私が税理士試験を受験するとしても、どの科目を選択するかはかなり悩むはずです。

国税4法に合格できるのであれば話が早いですが、その人の置かれている状況によっては、国税4法がベストの選択とは限らないのが難しいところです。

 

私は、一番早く試験合格できる手段を選ぶのがベストだと考えています。

税理士試験は税理士資格を得るための試験であって、実務ができるようになるための試験ではありません。

なので、実務で役に立たない科目であっても合格できる勝算があればどんどん選ぶべきです。

私であれば、勉強時間を確保できるのであれば法人税、確保できないのであればミニ税法を選びます。

法人税のようなボリュームの多い科目は、合格水準に達するのは大変ですが、勉強時間に比例して成績が伸びていきます。

そのため、勉強時間を確保できれば合格できる可能性は高くなります。

ミニ税法は、合格水準に達するのは比較的簡単です。勉強時間を確保できない場合でも合格できるチャンスはあります。

しかし、試験当日に合格水準に達しているライバルが多くなるためハイレベルの争いになります。

どの科目も一長一短です。

関連記事>>>税理士試験。税法の選択科目はどうやって選ぶ?